この1曲はコントラを訓練する事を目的として作りましたが
コントラだけが上手くなる訳ではありません。
フラメンコの根底のリズムが入っているので、
すべてつながってきます。

フラメンコはコンパスが命
実践をやるとアクセントという形で表れてきます。
コンパスを持つとは、アクセントを持つという事。
それを具体的に学んでいく為の教育教材です。

 

フラメンコに必要なリズム感覚（３声）
同時に3種類のアクセントを感じられる事
3声以上の感覚がないとコントラは打てません。
速くなれば、なるほどその感覚を持ってるのかはっきりわかります。

この感覚が持てれば、コントラは何でもなくなります。
コントラに限らず、スペイン人のフラメンコの楽しさは
ここにあるのかも知れません。リズム遊び、アクセントのハーモニーを楽しんでいるのかも。

 

 

足は動くのに何をやっているのかわからない、伝わらない。
こなしているけどスペイン人とは違う、フラメンコ風？
コントラを本番でやるとパニックになってしまう・・・
コントラ　ティエンポ（裏打ち）は日本人にとって永遠のテーマ

この音源ブレリア系は速度　＝192～208あります
ゆっくり感じませんか？
この音源は既に4声のリズムが入っています。
この感覚を持てば、このようにリズムはゆっくりと感じられます。

自身のフラメンコ
出す音、出す声、動きはもっともっと呼吸を感じる
ふくよかなものに変わってくるでしょう。